華やかにいこう 2・第5話
「褒めたらいいんだよ」
人間関係でも、
親子関係でも、
夫婦関係でも、
よく言われる言葉です。
感謝すること。
相手のいいところを見ること。
それが大事だと。
でも、私は
どうしても“褒めること”に抵抗がありました。
⸻
褒める=相手を甘やかす、と思っていた
私は、
褒められて育った記憶がほとんどありません。
だからどこかで、
• 褒めると調子に乗る
• 持ち上げるのは良くない
• ちゃんとしなくなる
そんなイメージを持っていました。
それなのに、
夫婦関係も、親子関係も、
うまくいかない。
どこへ行っても
「褒めなさい」「感謝しなさい」
と言われる。
⸻
無理やり褒めてみたけれど…
言われる通り、
無理やりやってみました。
良いところを探して、
言葉にして伝える。
できないことは、ありませんでした。
でも今なら、
はっきりわかります。
その「褒める」は、我慢とセットだった。
⸻
私こそ、認めてほしかった
本当は、
私こそ褒められたかった。
私こそ認めてほしかった。
その気持ちに蓋をして、
相手ばかりを褒める。
無理やり笑顔をつくって、
相手の機嫌を取る。
「こうしたら、
旦那さんが優しくなるかもしれない」
「こうしたら、
子どもが学校に行くかもしれない」
そうやって、
必死に頑張っていました。
⸻
だから、うまくいかなかった
でも、現実は変わらない。
そして、ある日、
我慢が一気に爆発する。
「私はこんなに頑張ってるのに」
「どうして私ばっかり」
今なら、
はっきりわかります。
それは
自己犠牲の上に成り立った“褒め”だったから。
私はずっと、
相手を褒めながら、
心の中ではコントロールしようとしていました。
⸻
先に必要だったのは「自分を認めること」
褒めること自体が、
悪かったわけではありません。
順番が違っただけ。
先に必要だったのは、
自分の気持ちを認めること。
「私、よく頑張ってる」
「本当は、疲れてる」
「褒められたかったんだよね」
そうやって
自分を認められるようになったとき、
初めて、
褒める言葉が“我慢”じゃなくなりました。
⸻
◆あなたはどうですか?
「褒めなきゃ」と
自分をすり減らしていませんか?
褒める前に、
まずは自分の気持ちに
目を向けてみてください。
順番が変わると、
人間関係は、
驚くほど楽になります。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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