華やかにいこう 2・第11話
「ちゃんと受け止めてます」
「尊重してます」
「もう戦ってません」
そう言っているのに、
なぜか心がずっとザワザワして、
一緒にいると疲れてしまう。
これ、実はすごく多い状態だと思います。
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たとえば、こんな話。
ピザを頼むとき。
私はトマトが好き。
でも夫はトマトが嫌い。
夫が
「今日はトマトのピザは食べたくない」
と言ったとする。
私はそこで
「そっか、じゃあ今日はベーコンにしようか」
って言える。
喧嘩もしない。
無理に食べさせようともしない。
一見、とても大人な対応。
でも、心の中ではこう思っている。
「いい大人なのにトマト嫌いってどうなの?」
「栄養あるのに」
「子どもも見てるのに」
「やっぱり子どもっぽいよね」
……これ、あるあるじゃない?
表面上は譲っている。
でも、心の中では相手を“問題”のまま持ち続けている。
これってね、
受け入れているようで、
実は受け入れていない状態なんです。
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本当の「受け入れる」って、
行動の話じゃない。
心の中で、
「トマト嫌いでもいいよね」
「別に大した問題じゃないよね」
「この人はこの人でいいよね」
って、思えているかどうか。
もし、
・譲ったのにモヤモヤする
・優しくしたのに疲れる
・私ばっかり我慢してる気がする
なら、それは
「受け入れた」のではなく
「抑え込んだ」だけかもしれない。
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ここ、すごく大事なところ。
受け入れられていない相手がいると、
一番すり減るのは
実は「自分」。
だって、
・心の中でジャッジし続ける
・正しさを握り続ける
・問題をずっと抱え続ける
これ、めちゃくちゃエネルギー使うから。
だから
「戦ってないのに疲れる」
「優しくしてるのに苦しい」
って状態になる。
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じゃあどうしたらいいのか。
ピザの話で言うなら、
選択肢は一つじゃない。
・夫はベーコン
・私はトマト
・子どもは好きな方
それでいい。
「トマト嫌いな人がいてもいい」
「それは問題じゃない」
そう思えた瞬間、
心は一気に静かになります。
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受け入れるって、
相手を変えることでも
自分を我慢させることでもない。
「問題だと思うのをやめること」
それだけ。
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子育ても、パートナーシップも同じ。
「学校行きたくないんだね」
「そう思う日もあるよね」
って言いながら、
心の奥で
「でも問題だよね」
って思っていたら、
それは
受け入れたことにはならない。
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私自身、昔はずっと
「ちゃんと受け止めてるつもり」だった。
でも、
心は全然穏やかじゃなかった。
受け入れられるようになったのは、
相手が変わったからじゃない。
私が、問題を見るのをやめたから。
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もし今、
・戦ってないのに苦しい
・尊重してるのに疲れる
・受け入れてるはずなのにモヤモヤする
そんな人がいたら。
それはあなたが悪いわけじゃない。
ただ、
「受け入れているつもり」で
心だけが置き去りになっているだけ。
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受け入れたかどうかの答えは、
いつもシンプル。
心が静かかどうか。
それだけです。
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