「もっと自分を大切にしましょう」
「我慢をやめましょう」
「自分のためにお金を使いましょう」
「本音を言いましょう」
今って、SNSを開けばいくらでもこんな言葉が出てきます。
そして、
そんなこと、もう分かってる。
っていう人も多いんじゃないかな。
分かってるのに、できない。
だから、
「私ってやっぱり変われない」
と思ってしまう。
でも私は、そうじゃないと思っています。
変われないんじゃなくて、自分を守っている
私自身、昔はお金を使うことがとても怖い人でした。
外食すること。
夫が服を買うこと。
マッサージに行くこと。
子どもがお菓子を欲しがること。
そんなことにまで、イライラしていました。
でも、私には私なりの理由があったんです。
父が39歳で亡くなった私は、
「万が一は、本当に起きる」
ということを子どもの頃に経験しています。
だから、
「お金を持っておかないと家族を守れない」
という感覚を強く持っていました。
そんな私に、
「もっとお金を使える自分になろう♡」
と言っても、怖いんです。
だって私にとって、
お金を持っておくことは、家族を守ることだったから。
昔の自分を無理やり捨てなくていい
私は、
「こんな考え方はダメ!」
と無理やり書き換えたわけではありません。
まず、
「そうか。私はこうやって自分と家族を守ってきたんだ」
と理解しました。
そのうえで、
「でも、今も本当に同じくらい危険なの?」
「今の私は、8歳だったあの頃の私と同じ?」
「今の私には、何がある?」
と、現実を見ていきました。
そして少しずつ違う選択をしてみた。
自分のためにお金を使ってみる。
家族で外食してみる。
夫がお金を使うことを止めないでみる。
怖かった。
でも、
大丈夫だった。
生活は壊れなかった。
むしろ、家族との楽しい時間が増えました。
人が変わるのは「小さな大丈夫」の積み重ね
これは、お金だけじゃありません。
本音を一つ言ってみた。
→ 大丈夫だった。
家事を一つやめてみた。
→ 大丈夫だった。
子どもに任せてみた。
→ 大丈夫だった。
自分のためにお金を使ってみた。
→ 大丈夫だった。
私は、この「大丈夫だった」を
何年もかけて積み重ねてきたんだと思います。
だから今は、
「変わる」って、
過去の自分を否定して、
新しい自分に無理やり書き換えることではないと思っています。
今までの考え方には、ちゃんと理由があった。
それで私は、自分を守って生きてきた。
まずそこを理解してあげる。
そして、
「でも、今の私にもこのルールは必要?」
と問い直してみる。
怖くても、小さく違う選択をしてみる。
そして、
「あ、大丈夫だった」
を増やしていく。
それが、私が思う
“根本から変わる”ということです。
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